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サラリーマンの仕事術

給料がちょっとだけあがるような仕事術について

仕事効率を上げるアプリケーション活用法



仕事をする上で、意外とたちが悪いのが、PC のアプリケーション待ち。

たとえば、私の場合ソフトを作っている時にさけて通れないのが、コンパイルという作業。
これが小さな規模のものならいいのですが、数メガもあるようなソースをコンパイルすると悲惨なことになります。もちろん最近のコンパイラは相当早くなりましたが、それでも10分単位で待たされます。私の管轄のプロジェクトだと、リポジトリの同期→コンパイル→オブジェクトの作成というステップをフルに踏むと3時間かかります。

まぁそこまでいかなくとも、ワードを立ち上げよう、エクセルを使おうと思った時の起動待ち時間も 30秒くらいは待たされます。

いかにPCを使った仕事のスピードを上げるかというので、もちろん考えている時間や閲覧している時間、打ち込んでいる時間という時間が圧倒的なのでしょうけど、「あ、アレを作らなきゃ」と思ってアプリを立ち上げると1分後までぼーっとキーボードに手をおいて待っているのは、私的には凄くストレス。

本日はアプリケーションの起動時間を短くする方法について考えてみます。


■高速起動するアプリケーション


正攻法で最も単純なのが、起動時間の短いアプリケーションを利用することです。
たとえば、Photoshop で画像を見る位なら、フリーで Irfan View とか XnView とかを使えば瞬時に画像を表示してくれます。
また、これらのソフトは、高速にファイルが扱えるようにキーボードショートカットも充実しています。

編集機能が必要なら、Paint.NET なんてのもあります。

PDFを見るなら、Foxit Reader がオススメ。

さけて通れないのが、Microsoft Officeで作ったファイルが添付されたメール。
しかしメールに添付されたファイルを編集することはないので、あんなに重い Word や Excel を立ち上げる必要性自体がありません。
Microsoftのサイトから Viewr(ビューワ をダウンロードしてしまえば、素早く表示ができます。

Microsoftの各種ビューワは、こちら を御覧ください。

◆アプリを切り替えて利用する方法


こうしたビューワを使うコツとしては、ディフォルトの起動アプリはビューワにしてしまうと便利になります。
PCの作業でほとんどの場合は他人の作ったデータを見ることが多いでしょうから。

逆に自分が作ったでーたを編集する事が多いなら、ディフォルト起動は編集機能の着いた側にするのがいいです。

その他の方法を簡単にご紹介。

●SendToを使う
これは、コンテキストメニューの「送る」で表示されるアプリケーションです。
別に大したことではなく、

 WIN+R を押す
 Shell:SendTo と入力する

で開かれるフォルダに、アプリケーションへのショートカットを置くだけです。

●2つのコンテキストメニューを作る
ちょっと面倒ですが、コンテキストメニューで「閲覧する」「編集する」という2つのメニューを作ってしまえば、多くの場合起動するときに切り替えができるようになります。

 マイコンピュータ → ツール → フォルダオプション

と進んで、該当のファイルの種類を選んで、「詳細設定」で、アクションと対象プログラムを変更すればできます。

■アプリケーションを閉じない


ファイルの編集が終わると、右上の × ボタンを押して閉じますよね。
それをやると、次にアプリケーションを立ち上げる時にまた初期化動作から始まるので、私は極力アプリケーションを閉じないようにしてます。

ファイルの編集が終わったら、CTRL+F4 と押してやると、そのファイルの編集自体は終わるものの、アプリケーションは終了せずに残ります。
これで、アプリケーションを最小化しておいてやればじゃまになりませんし、必要なときには素早く起動してくれるようになります。

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