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給料がちょっとだけあがるような仕事術について
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渋滞している道路を走っていたとしましょう。上り坂にさしかかると、渋滞の状況はどんどんひどくなり、車の速度は低下、ついにはすべての車が坂道でストップしてしまうという光景は決して珍しいものではありません。
このような状況で、ブレーキを踏んで待っているあなたの車の前に止まっていた車がドライバーの操作ミスか何かで、ソロソロと後ろに下がってきたとします。
あなたの車の後ろには渋滞の車がずらりと並んでおり、左右にも逃げ道はありません。
このような状況では一体、どうすればよいのでしょうか?
これをロジカル・シンキングで考えると、 2 つの対応を思いつくはずです。
「相手に自覚させること」と
「相手から逃げること」
です。まずはクラクションを鳴らしますが、それでも下がってくるようであれば、自分の車のブレーキをはずして、後ろに下がることになります。前の車が自分の車にぶつかるまでの距離を広げ、前の車が自力でストップするための距離や時間を確保するという結論です。
相手に注意を促すクラクションを鳴らしつつ自分の車が逃げることで、相手がなんとかするための状況を作り出すというのが極めて妥当な判断なのです。
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●推論のはしご
私たちは、検証されないまま深まっていくことの多い確信の匪界に住んでいる。
そのような確信が受け入れられているのは、自分の観察や過去の経験から推測される自分なりの結論にもとづいているからである。
真に望む結果を達成する能力を蝕んでいるのは、次のような感覚である。
・私の信念は絶対正しい
・真実は明らかである
・私の信念は現実にもとづいている
・私の選んだ事実は、本当の事実である
たとえば、私が経営陣の前に立ってプレゼンテーションをしているとしよう。
テーブルの向こう端にいる部長以外は、全員が注目して興味深く私の話を聞いているように見える。
しかし部長は、どうにも退屈な様子だ。
不機嫌そうな目を私から逸らし、口に手を当てている。部長はそれまでひとつの質問もしなかったが、私の話が終わる直前に割って入って、「それに関する完全なレポートを提出してもらうべきだと思う」と言った。
ここの組織文化では、それは通常「次の話に移ろう」ということを意味する。
皆が書類を整理して、ノートをしまい始めている。私のアィデアは彼の部署がまさに必要としているものだが、残念なことに、彼がそれを取り入れることはないだろう。
彼は明らかに私のことを無能だと思っているのだ。
考えてみると、彼は一度も私のアイデアを気に入ったことがなかった。
彼は権カに飢えた、くだらない男だ。
席に戻ったときには「報告書には使えそうな情報はいっさい入れないでおこう」と、私は心に決めていた。
彼はそれを読みもしないだろう。いや、それどころか私の不利になるように使うだけだろう。
会社の中でこんなに地位の高い敵をもっているのは不運なことだ。
席に戻る直前の数秒間に、私は、クリス・アージリスが「推論のはしご」と名づけたはしごの段を上ってしまった。
「推論のはしご」とは、しばしば人を誤った思い込みへと導く心の通り道のことで、だんだんと抽象度が高まっていく推論の道筋を示すものである。
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最近は個人情報の流出問題がかしましいですね。PCであれ、Webサービスであれ、携帯電話であれ、どれもこれもパスワード、パスワード、パスワード。それぞれ毎に違うパスワードをつけていれば、安全安心と言われますが、そんな10個も20個も憶えられるはずがありません。特に私の会社では、10文字以上で大文字小文字と数字を含むものにした上で3ヶ月毎に変更しなさい、過去に使ったものと似ているものはダメ。とか言われて、自動チェックが入って、この規格に合わないとパスワード変更を受け付けて..
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