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サラリーマンの仕事術

給料がちょっとだけあがるような仕事術について

自分の道具だろう?



あなたのパソコンのデスクトップにはショートカットが何個ありますか?

いま、私が数えてみたら、12個ありました。
ところが、会議などで、個人のモニタをそのままプロジェクタに投影する人がいて、それを見ると、デスクトップほぼ一面にショートカットがおいてあり、「じゃあ、打ち合わせを始めます」といってから、「え~っと」などと言いながら、マウスを右に左に動かして必要なフォルダを探している人を時々(というか、「よく」)見かけます。

同じように、机の上にも、お菓子の袋が散乱していたり、書類があちこちに放り出すかのようにおいてある机を見かけます。

ちょっと個人的感想になるのかもしれませんが、なるべくならそういう人と一緒に仕事はしたくない。

■薄汚い寿司屋


あまり見たことはありませんが、寿司屋って、ネタがお客様から見えるように、正面にガラスケースがあって、そこにネタが並べてありますよね。そのネタが、ごちゃごちゃに積み上げてあるようなお寿司屋さんで、「美味しい」と感じたことがあるでしょうか?

あるいは、カウンターのある居酒屋さんで、直前に料理したネタのカスがまな板の上に乗ったまま、次の料理を作っているのが見えてしまったら、その居酒屋さんにまた行きたいと思うでしょうか。たとえ隣の居酒屋さんより1~2割安かったとしても。



■サラリーマンの包丁・まな板


サラリーマンであれば、パソコンや事務机は、自分の給料につながる成果を生み出すための大切な道具です。
ペンもそうでしょうし、引き出しの中も同じです。自分の作業空間も同じ。

パソコンで言えば、物理的なキーボードやマウス、パソコンの中のフォルダ構成、デスクトップ。これらが常に綺麗ですぐに使える状態になっていないのは、自分の成果を生み出す努力をしているのかがすごく疑問。

つい、「それ、あなたの成果を生み出すために必要な道具なんだろう?」と突っ込みたくなります。

 弘法筆を選ばず

と言いますが、弘法が道端に捨ててあった筆を使って字を書いていたわけではありませんよね。一流の筆を使っていたことでしょう。

一流の成果を出すためには、一流の道具と、一流の手入れが必要だと思います。

別に「一流」だからといって「値段の高いもの」である必要はないと思いますが、最高の成果を生み出すために、その人の最も大切な「時間」というコストを支払って整備されている必用があるのではないかと。

なにか書こうとした時に、インクの出ないボールペンで、とりあえずくるくる丸を書いて、インクが出るようにしてから書き始めていたら、アイディアなんてすぐ逃げてしまいますし、それが

■工場の5Sに学んだ


私はず~っと以前は、それほどきれい好きでもなく、まあ、普通程度だったと思いますが、工場の生産管理や、品質管理手法を学んだことで、すっかり考え方が変わりました。

工場ではよく"5S"という言葉を使います。
ご存知とは思いますが、整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ)の最初の文字をとって5S(ゴエス)と呼ばれてます。

これはなぜ必要かというと、
 ・機能性を維持すること
 ・道具の利用が効率的にでき、生産性が上がること
 ・見た目が気持ちに作用すること
ができることが世界中で証明されているからです(この程度のことは、あなたにとっては当たり前かもしれませんが)。

会社で使う道具に関しても、たとえ事務職であったとしても同じです。自分の作業効率があがり、作業品質を上げたいと思うのであれば、徹底的な5Sが必要です。ここは絶対に妥協してはいけないところだと思います。

 道具を大切にしないヤツは、成果も大切にしない

というのが、私の勝手な持論。

■使う前よりちょっとだけ綺麗


私が心がけているのが、

 使う前より、使った後のほうがちょっとだけ綺麗になっている

ということ。

例えば、机の中から消しゴムを取り出して使ったとしたら、消しゴムを使い終わったら、元に戻すついでに近くに転がっているボールペンをちょっとだけ位置を揃える。ハサミを使ったら、ハサミを軽くティッシュで拭いてから元の位置に戻す。

1日の終わりには、机の上を軽く雑巾などでふく。マウスパッドの位置をなおす。

パソコンの中であれば、何かのフォルダを開いて、そこのファイルを編集し終わったら、同じフォルダでもういらないファイルが近くにないかちょっとだけ、エクスプローラで表示されている範囲だけ眺めて、もう使わないファイルを削除しておく。会議のためにデスクトップにショートカットを作ったら、会議が終わって、それを参考に議事録を書き終わったら、削除しておく。

そうして、使いはじめる前より使い終わった時のほうが、ちょっとだけ綺麗になるようにするわけです。ほんのちょっとしたことでいいです。

■KYTをする


いつもやっているわけではありませんが、KYT張りに指差し呼称をする時があります。
その時の掛け声を紹介

 「ちょっとキレイ、ヨシ!」

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