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サラリーマンの仕事術

給料がちょっとだけあがるような仕事術について

モチベーションが上がるトリガ


私は、自分では結構ムラっけがあると思ってます。

やる気の出るときにはどんどん仕事は進むのに、全く仕事をする気が起きない時があって、けっこう波が激しい。

それでもやらないといけないことはやらないといけないので、過去記事

 モチベーション維持アプリ
 モチベーションなんかでない

みたいにいろんなことをしてます。

本日はまた別のモチベーション、やる気を出す方法。


■「ゾーン」by『黒子のバスケ


黒子のバスケ』というマンガに "ゾーン" という状態が紹介されてます。

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ゾーン体験とは、スポーツ選手が、極度の集中状態にあり、外の思考や感情を忘れてしまうほど、競技に没頭しているような状態を体験する特殊な感覚のことです。

単に調子がいい、とても集中している、ということだけでなく、「心と身体が完全に調和した無我の境地だった」「体が勝手に動き、苦痛を感じなかった」「試合をやっている自分を上空から眺めていた」など、選手にとって「なにか特別なことが起こった」と感じさせるような感覚です。

ゾーン体験メンタルトレーニング
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なんていう記事がありました。マンガの創作じゃなかったのね。

まあ、それがゾーン体験なのかどうかわかりませんが、締め切りに追われてギリギリの状態で資料を仕上げている時って、まわりで大きな音がしても全然気がついていなかったりする時があるのですが、そんな感じでしょうか。


■スイッチを入れる


このマンガ『黒子のバスケ』によると、ゾーンに入るためにはトリガが必要だそうで、そのトリガは人それぞれとのこと。また「限られた天才だけしか入れない」とか。

まあ、「ゾーン」でなくとも、凡人サラリーマンも、パフォーマンスが 100% 発揮できる状態が作れればそれに越したことはありません。

それにはやっぱりトリガが必要です。

★P131〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

しかも、気分が乗らないからといって、いい加減な仕事をすることは許されません。最高のパフォーマンスを発揮することが求められます。

では、どうすればいいのか。

例えば僕は原稿を書く時、イヤホンで大音量の音楽を聴いて気持ちを盛り上げることがあります。

テンションを高くし、書きたい時はテンポのいい曲、気持ちを落ち着けたい時はクラシツク、といったようにジャンルを変えながら自分の気持ちを切り替えるようにしています。

ノートパソコンだけ持って、仕事を外に持ち出すこともあります。お気に入りのカフェの、お気に入りの席に座っていると、集中力が高まります。このようにして、僕は自分の気分が乗らない時にはパフォーマンスを上げるような工夫をしています。

能力の高い人が仕事がデキる人だと思われるかもしれませんが、実際はそうではありません。

自分の能力を上手に引き出せる人が、仕事がデキる人なのです

気分が乗ってこないまま作業をしても効率が悪くなるだけです。自分がどういう状態の時、一番乗った状態で仕事ができるのかを知り、気分を切り替えるための行動を起こしましょう。

パフォーマンスを最大にする術を知っていれば、気分が乗らない日ですら仕事を楽しむことができるようになります。

岩瀬大輔(著) 『入社10年目の羅針盤
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私の場合、気分が乗らない時はなにもしないというのがよくやるパターンですが、それでも締め切りはあるので、やらないといけない時には、

 気分に左右されない単調な作業になるように仕事を分解する

のが基本ですが、気分が乗るようなトリガを作っておくこともよくやります。

たとえば、本書『入社10年目の羅針盤』にも書いてある音楽(主にクラッシックとPOPS)ですが、それ以外にも、

 ・ノートに落書きをする
 ・やりたいことリストを見直す
 ・気分転換トリガリストをやってみる

なんてことも。

■過去に気分転換になったことを記録しておく


実際にやってみて気分転換になったことは、日誌に記録したり、気分転換になったことリスト(気分転換トリガリスト)に書きだしたりしています。

ちょっとやる気の出るトリガになりそうなもの

 ・その仕事で得たい成果を見なおす
 ・テンポの良い音楽を聞く
 ・達成した時のガッツポーズをやってみる
 ・裸になってみる(名言コレクション参照)
 ・掃除をする
 ・瞑想する
 ・スキップしながら歩きまわる
 ・偉人の名言集を読む
 ・ほっぺたを両手でひっぱたく
 ・大声を出す

調子の出そうなものがあったらやってみてください。


■参考図書 『入社10年目の羅針盤


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右肩上がりの時代なら、一流企業に就職し、順調に出世して、経済的にもゆとりのある暮らしを築くことが、共通した幸せの概念だったかもしれない。しかし人々の間で物質的な豊かさよりも精神的な豊かさが求められている昨今、若い人たちも、上を目指すだけでは自分の幸せにたどり着くことができないことに気づき始めている。よく「最近の若者は出世欲がない」などと言われるが、出世の先に自分の目的とする場所があるわけではないということを、感覚として分かっているからではないだろうか。

入社10年目というと、30歳前後の若手ビジネスパーソンにあたる。経験を重ね、スキルも身についている頃だが、責任も与えられ、部下を束ねている人もいる。私生活でも結婚や出産を意識するなど、考えることの多い年代だ。若い頃はただがむしゃらに進めばよかったかもしれないが、30代以降はしっかりと方向を定めて進んでいかなくては目的地にたどり着けない。

うまくいかない時、つまらない仕事をしなければならない時もあるだろう。しかし自分の目標が定まっているのであれば、それを平然と乗り越えていく術も必要だ。

 失意泰然(しついたいぜん)、得意淡然(とくいたんぜん)。

うまくいっていない時こそどっしりと構えよ、うまくいっている時こそ謙虚であれ、といった意味合いの言葉だ。この本でも紹介している。



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入社10年目の羅針盤
著者 :岩瀬大輔

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●本書を引用した記事
 オフラインモードで内面刺激を受ける
 イライラしたら飴におさめてもらう
 他人の感情を読み取る
 楽しい仕事はない。楽しめる仕事はある
 仕事は楽しいものではなくて楽しむもの
 楽しいふりをすると楽しくなる
 決断力をつけるのは睡眠とリラックス
 仕事を楽しむと前向きになれる
 政治的見解は述べてはいけない
 入社10年目の羅針盤:転職するなら地方にいけ

●このテーマの関連図書

図解働き方:「なぜ働くのか」「いかに働くのか」(単行本)

入社1年目の教科書

社会人のための勉強力の基本(だいわ文庫)

東大×ハーバードの岩瀬式!加速勉強法

入社1年目で頭角を現す人、沈む人

ハーバードMBA留学記資本主義の士官学校にて


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