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サラリーマンの仕事術

給料がちょっとだけあがるような仕事術について

ソフトスキルを定義する




■強み、弱みを定義しなさい


よく自己啓発書などでは、

 自分の持っている強み、弱みを定義しなさい

などと書いてありますが、あなたはこれをかけますか?

私は以前まで全くかけませんでした。

自分の強みや弱みが理解できていなかったわけではなく、認識はできてました。
しかしながら、それをいざ書きだそうとすると、

 ・構想を作ってそれを関係者に説得するのは割と得意だなぁ
 ・やりたいことに対して、実際的な効果をあるように見せることもできるなぁ
 ・でもどちらかと言うと、「ベタ」な作戦が多いなぁ
 ・×××がうまく行ったのは、プロジェクトが傾いた時に、○○○さんに協力を依頼したことが大きかったなぁ

みたいに、なんだかすごく「もやっ」としているんですね。

かけない理由は、もうお分かりだと思いますが

 ボキャブラリー不足

です。
※相変わらず、このブログでも擬音語が少なくないので、大して改善したとはいえませんが。

「あなたの強み、弱みをあげなさい」と言われた時に、それを適切に表せる言葉を知らなければ、それを端的に言い表すことができません。いきおい、だらだらとした文章でスッキリわかるようにはかけないんです。


■辞書を作る


まず、強み、弱みを言い表す辞書が必要なんです。

その中で自分でしっくり来るものを使うようにすること。そうするとスッキリものごとを言い表すことができます。

基本的に、ボキャブラリーを増やすには本を読むしかないのですが、手っ取り早く辞書を作るには、

 Google君に聞く

というのがいいかもしれません。
あと、自己分析に関するビジネス書を読むと、強み、弱みを表す言葉一覧が付いているものがあります。

 さあ、才能に目覚めよう

などにもありすので、読んでみてください。

■テクニカルスキルとポータブルスキル


とりあえず、検索の取っ掛かりとして、「スキル」について言葉を集めてみましょう。

仕事をする上でのスキルは、「テクニカルスキル」と「ポータブルスキル」に分類されます。

「テクニカルスキル」とは、いわゆる仕事をする上での専門技術といっていいと思います。例えばプログラマなら、プログラミング技術や、PCに関する操作技術など。

もう一つが、「ポータブルスキル」という仕事をする上で、どのみち必要になるスキルです。

これで検索していたら、こんなサイトを見つけました。

 R社のソフトスキル


ここでは、「ポータブルスキル」を「ソフトスキル」と言っていますが、趣旨は同じことのようです。

詳細は上記の記事を見ていただくとして、抜粋しておきますと、

★――――――――――――――――――――――――――
●1.自分自身に関するソフトスキル
(1)現状認識力
(2)自己コントロール力
(3)自己表現力
(4)ストレス耐性
(5)陽転思考
(6)率直性
(7)遵法精神
(8)成長意欲

●2.対人(対部下、対顧客)に関するコンピテンシー
(1)対人影響力
(2)対人感受性
(3)マンパワー結集力
(4)顧客志向性
(5)政治力
(6)強制的指導力
(7)人材育成力
(8)人間関係構築力

  :
  : (中略)
  :

●5.情報に関するソフトスキル
(1)問題意識
(2)情報収集力
(3)情報分析力
(4)情報発信力
(5)ほうれんそう力
(6)コンセプト構築力
(7)問題解決力
(8)アイデア力

●6.時間と効率に関するソフトスキル
(1)タイムマネジメント力
(2)集中力
(3)几帳面さ
(4)パターン化志向性
(5)ネットワーク思考
(6)追求性
(7)即応力
(8)テクノロジー

R社のソフトスキルより抜粋
――――――――――――――――――――――――――★


■一覧を読んだだけではボキャブラリーは増えない


さて、ここまで読んだあなた、ちょっとPC(スマホ?)を伏せて、上に書いてあった単語を書き出してみてください。

 何個言えました?

10個思い出せれば大したもの。

私もそうですが、こういう箇条書きって、読まない人が多いんですよね。

そこで、こういう言葉を使って、自分の強み、弱みを説明してみると、その単語がどういう意味なのか、どういう文脈で使えるのかがはっきりします。

これらを一つづつ、あるいは組み合わせて、自分の強み、弱みを説明する文章を書いて見てください。

あなたのボキャブラリーになりますよ。

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