■理解力とは
まず、方法を書く前に、「理解力とはなにか」ということがわからないと、その鍛えようもありません。
いろいろな本を読む中で、私が「多分こうだろうな」と思っているのは、以下のようなプロセスが正常に、精度良く行われることです。
・事象(発生したことや相手の言ったこと)を要素に分解する
・それぞれの要素を記憶する
・それぞれの要素のつながりを見つける
・つながりのパターンを過去のパターンと比較する
・比較によって、同じ所、異なる所(つまりは特徴)を抽出する
・抽出した特徴から事象の本質(意味)を引き出す
注記:私が勝手に思っているだけで、学術的に定義されているのかは知りません。
つまり、上記のプロセスのどれかが弱いと「理解力が弱い」となるのではないかと。
この中で、キーになるのは、「つながり」ということです。
書籍などでも、各々のページバラバラにしてをランダムに読んでいたのでは、全く面白くありません。意味も多分わからないでしょう。それをある順番で読むと、それぞれのページにつながりが出来、それが記憶されるので、著者の主張が「
理解できる」わけですね。
■理解力を高めるトレーニング
理解力を高めるためには、上記の「理解のプロセス」から考えると
・記憶力
・パターン認識力(比較・特徴抽出)
・経験
の3つが必要そうです。
ただ、一朝一夕には変化するものではないですし、もしかしたら全く効果が無いかもしれません。
さらに、私が考えている「理解力」のプロセスが間違っているかもしれません。
したがって、以下を読むときには、
間違っているかもしれない理屈で、効果のないかも知れないトレーニング方法
である可能性をご承知おきください。
つまり、
理解力が向上しなくても、私に文句を言わないでね。
●記憶力を鍛える
上記のように、記憶とは、過去に経験したものとの比較です。