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サラリーマンの仕事術

給料がちょっとだけあがるような仕事術について

新しくはじめる



■新しいこと


なにか新しいことをはじめるときには、新しいことをやれる時間を作らないといけません。

自分の知る限り、時間を作り出すためには3つしか方法はありません。


★----------------------------
 1.やめる - 今やっていることを「やらない」ようにする
 2.へらす - 今やっていることの頻度を減らす
 3.かえる - やり方を変えてもっと効率的にする
----------------------------★


いつも、私は何かを新たにやろうとするときには、この「やめる、へらす、かえる」と唱えながら、どうやって時間を創りだすかを考えます。

この考え方は、「改善の3原則」と呼ばれるもので、製造業に携わったことがある人なら当然のように知ってます。

■順番を間違えてはいけない


自分の知る限り、多くの人が新しいいい習慣の獲得に失敗するのは、この「改善の3原則」の順番を間違えるからのようです。

おそらく、この記事を読んで下さっているあなたは、自分の仕事をもっと成果の高いものにしたいという意識が高い方だと思います。あなたなら、「効率化」というのは非常に気になるキーワードでしょう。

今までやっていたことを、そのままにして、新しいことをプラスしようとすると、どうしても3の「かえる」=「効率化」をしたほうが、失うものがなくていいような気がしますよね。

でも、効率化は後回しにしてください。

トヨタ式「カイゼン」も、効率化の手法として捉えられているようです。
でも、まず最初に考えるべきは、1.やめるということです。

なぜなら、上から順に投資対効果が高いから。

投資対効果が最も出しにくい効率化は、いろいろ工夫をして、トライ・アンド・エラーをしながら徐々にしか上がって行きません。だから、これを最初にやろうとすると、何時まで経っても新しいことが始められないわけです。
で、そのうちに、「まぁ、いまのままでいいや」って新しいことに対するヤル気が失せちゃう。

結果、何もできない。なんにも変わらない。

ということになります。


■呪文の言葉


覚えておいて損はありません。

  やめる、へらす、かえる

をこの順番に唱えると、新しい習慣が身につきますよ。

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