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給料がちょっとだけあがるような仕事術について
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★P421〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
2.複雑な要因間の因果関係を容易に把握できる
世の中の出来事は、多くの要素が関係し合って成立している。
SI べンダーにおける、営業と SE (システムエンジニア)の業務連携を例に考えてみよう。
まず、営業は顧客のニーズを把握し、最適なシステム構築案を提案し、受注して契約書を交わす。
一方、 SE は営業が受注したシステム案件の佳様書をもとに、契約で決められた期間内で作業をして納品する。
一般的に SI 業界における教育体系は、 SE 向けには手厚い教育が用意されている一方、営業担当者向けの研修は手薄な場合が多い。
なぜなら、ビジネスモデル上、「SE の人数 × 1 人当たりの単価 × 工期」によって受注金額が決まるので、優秀な SE が利益の源泉である、という SI 業界の通念があるからである。
優秀なプロジェクト・マネジャーの育成、 SE のスキル強化のための教育投資を行っているが、一向に利益率は改善しない。
一方、営業活動に関しては、従来とほとんど変化が見られない。既存顧客との親密なつき合いを維持しつつ、売上を確保しようとする。
しかし、近年では長年の得意先であった顧客も、システムを更改する場合には競合他社を交えた提案を要請するようになり、顧客との人問関係だけでは商談がまとまらなくなってきた。
さらには、顧客からの値引き要請がよりいっそう厳しくなり、利益率を圧迫する要因となっている。
SE に対して教育投資をしているが、工期の遅延は恒常化し、工期が延びた分のコストは SI べンダーが負担することになっている。
どうしたらこの悪循環サイクルを改善できるのだろうか?
図2-10 の「営業活動と SE の循環サイクル」を見てみよう。
:
:(中略)
:
-方、 SI べンダー側は、一括請負契約とは異なり、段階ごとに提案をし、受注しなければならないというデメリソトがある。
SE 側のループにだけ注目していては、収益改善は実現できないとなった場合、営業側のループの構成要素に目を向ける必要がある。
こうした SE と営業の各要索が複雑に関係し合っているとしたら、どのように全体を眺めればよいのだろうか?
これらの 1 つひとつの要因の因果関係が「見える化」できるならば、問題の構造をさらに容易に把握できるのではないだろうか。
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