[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
給料がちょっとだけあがるような仕事術について
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
★〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
この仮説を検証する実験では、まず、参加者たちの一方のグループには敢えて感情的に、もう一方のグループには冷静に、ある事柄について短時間考えてもらいました。
そのすぐあとで、参加者に自分の知り合いが歌手のマドンナの CD のセットを売りたがっていると想定してもらい、半数の人には CD 五枚で一セット、残りの半数には十枚で一セットであると伝え、一セットに最高いくらまでなら払ってもよいと思うかを尋ねました。
その結果、事前に冷静に考える練習をしたグループでは、五枚組みの CD の値段よりもレ枚組みの CD の値段のほうが高くなりました。これは理に適った評価と言えるでしよう。
しかし興味深いことに、感情的な考え方を練習したグループは、 CD の枚数の違いにあまり注意を払わず、両方のセットににほぼ同じ値段を付けたのです。
この研究結果から、人は感情的になる経験をすると意思決定に悪影響を受けて、不利な提案を受け人れてしまいかねないことが分かります。
たとえば、納人業者と原料の買い入れについて交渉をしている場合、あなたの提示した金額が相手の希望より一万ポンド(約150万円)少なく、その金額で相手が提示している納入数量はあなたの希望より少ないとします。
相手はあなたの提示金額に対して現在の数量以下の原料を納入することは避けたいと考え、代わりにあなたが喜びそうな別の新製品を50組提供すると申し出ました。
もしこのとき、一万ポンドに相当する対価が 50 組ではなく 100 組の新製晶だったとしても、研究で示されたように、こうした感情絡みの提案をされると、あなたは 50 組の価値を過人評価して、はやまって採算に合わない決断をしてしまうかもしれません。
ロバート・B・チャルディーニ(著) 『影響力の武器実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣』
―――――――――――――――――――――★
★〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
どうすれば、こうした要因から影響を受けるのを避けられるでしようか。
実験の結果によれば、数に注意を向ける練習を交渉の前にするといった簡単なことでも、数の違いを認識する能力を取り尺すのに役立ちます。
注意力を曇らせるような感情を排除すれば、事実に基づいた適切な情報を用いて交渉を進め、最善の決断を下すことができるはずです。
ロバート・B・チャルディーニ(著) 『影響力の武器実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣』
―――――――――――――――――――――★
◆アマゾンで見る◆ | ◆楽天で見る◆ | ◆DMMで見る◆ |
![]() 影響力の武器実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣 著者 :ロバート・B・チャルディーニ |
楽天では見つかりませんでした | ![]() 影響力の武器実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣 検索 :商品検索する |
![]() 影響力の武器戦略編:小さな工夫が生み出す大きな効果 |
![]() 影響力の武器[第三版]:なぜ、人は動かされるのか |
![]() 予想どおりに不合理行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」増補版 |
![]() 影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか |
![]() 影響力の武器コミック版 |
![]() シュガーマンのマーケティング30の法則お客がモノを買ってしまう心理的ト… |
学生時代に復習といえば、勉強したことをもう一度繰り返すことでした。教えられたそのものを記憶していれば、高得点がとれた学生時代と違い、社会人の勉強は、本に書いてあることを完璧に覚えていても意味をなしません。それを使って何かをしてはじめて、「使える知識を持っている」と判断されます。記憶するには視点を変えるでは、暗記から一歩進んで、必要な知識を蓄積するためにはどうすればいいのでしょうか。..
「この人、できる」と思わせるコツのひとつに、「知識があると思わせる」「鋭い指摘をする」という方法があります。これに使う知識や見識は別記事で時々書いているように、読書や上司の視点で考えるなどのトレーニングで身についていきますが、どんなにトレーニングをしようとそれを使わなければあるかどうかはわからないんですね。使わなければ、「無能だ」と思われてしまいます。社会人になると、学生時代の実力試験のような評価するための確認がなくなるので、「知識がある」とか「知識がない..
「×××を日までにお願い」とお願いしたのに、できたものは全然期待とは別物。それも当日の夜になって出してきて…なんていう経験は仕事をしていれば、当たり前のようにあります。考えていることは伝わらない以前の記事コミュニケーションよりコンバージョンで書いたように、人間が考えていることは、他の人にはテレパシーでもない限り伝わりません。仕事の結果が出るまでには以下の様な..
「業務効率化」「働き方改革」などとうるさいですね。「ほっといてくれ」と言いたいときもあったりなかったり。まあ、いずれにしろサラリーマンは上が「こうしろ」と言ったら、やるのが宿命。それが給料のもと。で、毎度いの一番に業務効率を下げているネタとして、どこの会社でも上がるのが会議。なんでみんな、そんなに会議が嫌なのかな?会議がムダになる理由ちょっとおもしろい視点の「会議がどうしようもない理由」という一節を見つけたのでご紹..
会議の開始時にメンバーが揃わない。なんて言うことがよくあります。開始時間を中途半端にする会議が多いような人の場合、直前の会議がちょっと延びることはままあります。そうなると、次の会議に移動する時間も含めて考えないと、効率的に会議はできません。また、その時間になってから移動をはじめる人もよく見かけます。そんな状態ですから会議は時間通りに始まることは、大抵の場合ありません。そこで、最近、会議の時間を中途半端にするようにしました。対象の人のスケジュールは00分か..
仕事や日常生活において、だれでも自分は合理的にものごとを判断していると信じています。でも、じつは私たちはそれほど理にかなった生き物ではないようです。たとえば天気の良い日と悪い日でものごとの判断結果が違う。涼しく快適な環境と暑苦しい不快な環境では相手の印象が違う。このように無意識のうちに偶然の要因やまったく関係のない環境要因に影響を受けて判断していることがあるのです。そのことを自覚していないと、思わぬ落とし穴にはまって..
インバスケット思考「インバスケット」って聞いたことがありますか?Wikipediaによると インバスケットとは、架空の人物になりきり、制限時間の中でより多くの案件を高い精度で正しく処理することを目標とするバーチャル・ビジネス・ゲームのことである。 インバスケット(未処理箱)に入っている案件を処理していくことが求められるゲームなので、「インバスケット」という名前がついたと言われている。 インバスケットのルーツは、1950年代にアメリカ空軍..