■随所作主、立処皆真
この言葉は、プロサッカー選手の長谷部誠のブログを紹介したメルマガで知りました。
「随所(ずいしょ)に主(しゅ)となれば、立つところ皆(みな)、真(しん)なり」
と読むそうです。
元々は臨済宗の開祖である臨済義玄禅師が修行者に対して諭された言葉だそうで、
いつどこにあっても、如何なる場合でも何ものにも束縛されず、主体性をもって真実の自己として行動し、力の限り生きていくならば、何ごとにおいても、いつ如何なるところにおいても、真実を把握出来、いかなる外界の渦に巻き込まれたり、翻弄されるようなことは無い。
という意味(だいぶ意訳が入ってますが)だそうです。
NHKの「プロジェクトX?挑戦者たち」や「情熱大陸」という連続ドキュメンタリーをご存知でしょうか?
「プロジェクトX」のほうが対象のスケールが大きくて、あまり親近感は持てませんでしたが、「情熱大陸」はかなり一般人に近い人達が、いろいろなことに情熱をもって自分をかけていく姿が描かれていて、割合好きです(と言っても毎回見てるわけではありませんが)。
■腐った時に思い出す
仕事だけでなく、あらゆることで、思い通りに行くことのほうが少ないような気がします。
思うように物事が進まないと「まぁどうでもいいや」とか投げやりになったり、腐ってしまう時もあります。
人間は腐りやすいのかもしれません。それだけ自分が小人であるのでしょうけど。
そういう時に、DVDでこれらのドキュメンタリーを見返したりします。
そこには、たとえ小さな仕事であっても、「自分の人生は自分が主人公」だったということを思い出させてくれます。
どんな場面でも、「私は主人公」という思いがあれば、きっとなにかの動きを
自らやっていけるのでしょうね。
脇役が勝手に問題を解決してくれるドラマはありませんね。主人公がやらなくちゃ。
あなたが主人公であることを思い出させてくれる何かのトリガを持ってますか?
もし、今投げやりな気持ちになっていたら、こういう人が主人公である思いが詰まったドキュメンタリーを見返してみてはいかがでしょう。
今どきレンタルなら100円もかかりません。缶コーヒーより安いです。
それで明日元気に会社に行けるかも知れないなら、安いものですよね?
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