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給料がちょっとだけあがるような仕事術について
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★P24〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
教師が目標を設定し、生徒はその目標に応える。教師は答えをもっており、生徒はその答えを得ようと努力する。生徒は自分がうまくできたかどうかを、教師の評点・評価によって理解する。
どんな子どもも 10 歳になるまでには、学校で人より先んじ、教師を喜ばせるにはどうすればよいかを知るようになる。
そしてこの教訓を、「上司を喜ばせるばかりで、顧客に役立つシステム改善には失敗する」職業人生の終わりまでずっと持ち続けるのだ。
デミング博士の言うこのマネジメントの一般的体系を作り出しているのは何だろうか。
1993 年にデミング博士が亡くなった後、私は長年このことを考え、仲間と話し合ってきた。そして、最終的に次の八つの基本的な要素に行き着いた。
●評価によるマネジメント
・短期的な指標に焦点を絞る
・目に見えないものを低く評価する(「大事なことのうち測ることができるのはたった三%である」―W.E.デミング)
●追従を基盤にした文化
・上司を喜ばせることで出世する
・恐怖によるマネジメント
●結果の管理
・経営陣が目標を設定する
・社貝はその目標を達成する責任を負わされる(現行システムのプロセスで達成可能かどうかにかかわらず)
・
●「正しい答え」対「誤った答え」
・専門的な問題解決が重視される
・意見の分かれる(システム的な)問題は軽視される
●画一性
・相違は解消すべき問題である
・対立は表面的な調和のために抑制される
●予測とコントロールが可能であること
・マネジメントとはコントロールすることである
・「マネジメントの三種の神器」は計画、組織化、コントロールである
●過剰な競争と不信
・人々の間の競争は望ましい業績を達成するうえで不可欠である
・人々の間に競争がなければイノべーションも生まれない(「私たちは競争によって裏切られてきた」―W.E.デミング)
●全体性の喪失
・断片化
・局所的なイノべーションが広がらない
今日、「品質管理革命」といえば、大半の経営者にとってはおそらく、1990 年代初期に流行した組織学習のように、今日の諸課題の最前線から遠く離れた過去の話だろう。
しかし、それは、私たちがデミング博士の唱えた変革を達成したからだろうか、それとも、放棄したからだろうか?
書き出したリストを見るにつけ、これらの弊害が今でもほとんどの組織を悩ませており、これほど深く植えつけられた信念と行動を変えるには何年どころか何世代もかかるだろうと感じずにはいられない。
実際、私たちの多くが最もはっきりと抱く疑問は、おそらくこうだろう。
「このマネジメントの体系が大きく変わることなど果たしてあるのだろうか?」
未来についてのこのような根本的な問いに答えるには、今をじっくりと見つめねばならない。
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・え~っと、今日の宴会の場所はどこだったっけ?・あれ?今日訪問する予定の客先はどこだったっけ?・この前見たあのWebページに面白い絵が書いてあったよなぁなんてことにならないように、ノートに地図やその時のスナップショットを貼り付けて、記録に残す。なんていうテクニックはもう皆さんご存知ですよね。今日は、それをより便利にする方法の紹介。スナップショットをとる以前の記事でも紹介しましたが、私は基本的にテキストエディタ波です。なので、ちょっとしたノウハウを発見し..
最近は個人情報の流出問題がかしましいですね。PCであれ、Webサービスであれ、携帯電話であれ、どれもこれもパスワード、パスワード、パスワード。それぞれ毎に違うパスワードをつけていれば、安全安心と言われますが、そんな10個も20個も憶えられるはずがありません。特に私の会社では、10文字以上で大文字小文字と数字を含むものにした上で3ヶ月毎に変更しなさい、過去に使ったものと似ているものはダメ。とか言われて、自動チェックが入って、この規格に合わないとパスワード変更を受け付けて..
たとえば、昨日一番頑張ったことは何でしょうか?それに見合う結果が出ましたか?普通、サラリーマンをしていると、短期的に成果が出るものは多くありません。また、営業職でもない限り、具体的な成果として数値が上がるものでもありません。なので、時々話をしていて「あ、この人、成果について考えてないな」と感じる時があります。そういう人は多くの場合、「真面目ないい人」なんですよ。どういう時に気がつくかというと、「『なんでもすごく一生懸命』やる」という行動をしている場合です。すごく一生懸..
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本日は昨日のの紹介の続き。過去記事でも幾つかネタにしたものがありまして、実際経験としてこういったテクニックは役に立ちます。おそらくサラリーマン経験が長くなると、皮膚感覚としてわかるのでしょうが、なかなか文章にするのは難しいですし、それをこれだけ体系的に取りまとめるのも難しいので、今後会社の中であるレベル以上を目指そうとする方には、若いうちに知っておいて欲しい内容です。さすがに筆者が実際にコンサルタントをして得た会社社長の..
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