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サラリーマンの仕事術

給料がちょっとだけあがるような仕事術について

課長・部長になりたかったら建設業か情報産業にいく?



ちょっとおもしろい統計を見つけたのでシェアします。

 職階関連指標(PDF:1MB)
 http://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/kako/2008/documents/19-p226-236.pdf

課長や部長職と一般職の比率の統計です。


■海運業は課長になれない?


ここで面白いのが、図19-2。

課長・部長になりたかったら建設業か情報産業にいく?.jpg


産業全体で言うと、課長・部長と一般職の比率は約4%弱。つまり、100人のうち、課長・部長に昇進できるのは4人だけです。

自分の所属している製造業はというと、約 3% くらい。
すごいのが海運業。100人同期がいたとして1人しか長のつく職位に上がれない。


■建設業、情報産業は製造業の2倍以上


なんと、建設業や情報通信業で課長・部長になれるのは、7%前後。製造業の2倍、海運業の5倍以上あります。

まあ、給料についてはまた別の統計を見ないといけないですが、単に肩書だけを狙うなら、建設か情報系に行ったほうがいいかもしれませんね。

■部下は減り続ける


全部記事に載せるわけには行かないので、詳細は上記リンクをチェックしてほしいですが、ちょっと面白いのが、部下の数。

企業規模であまり変わらないのに、全体としては部下の数は 2000 年から減り続けています。

つまり、会社は部門をより細かく分割して、部長や課長のポストを増やしているのではないかと。
そういえば、ウチの会社でも時々組織再編とかあって、だんだん「部長」の名前が安くなってきているような…。

もっとも、役員にしても、CEO だの COO だの、CIO だのよくわからない役員が増えたような気がします。

いまだに、馴れないんですよね。

一旦、CEO = chief executive officer = 最高経営責任者 = 社長、って脳内変換をしないと理解できないんだよね。
※これは、正確には正しくないらしいので、誤解なきよう。

■転職するなら、建設、情報


もし、転職をするなら、建設・情報にいくと肩書がもらいやすいかもしれません。

仕事の内容や、給料はまた別の話ですが…。

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