忍者ブログ

サラリーマンの仕事術

給料がちょっとだけあがるような仕事術について

好き嫌い



嫌いな食べ物はありますか?

私はよく仕事で海外に行きます。主に東アジア、東南アジアが多いですが。

このため現地の人と食事に行くこともよくあるのですが(ほとんど飲み会に近いですが)、困るのは現地の人は、食べ物にいろいろ制約があること。

 ・日本食はダメ
 ・辛いものはダメ
 ・(宗教的な理由で)豚肉はダメ

などなど。

これが大勢になると、みんなが食べられるものがひじょうに限られてしまい、結局行くのはいつも同じ所、とかになってしまいます。


まぁ、現地の人でなくとも好き嫌いはありますが、食事に誘う機会が圧倒的に多いのは

 好き嫌いのない人

ですね。こういう人たちとは

 「××食べに行かない?」
 「お、いいね~。行こう行こう!!」

というようなノリで、一緒に食事にいけます。

一緒に食事に行けば、多少はお酒も飲むわけで、2時間位は、仕事のことやら私生活のことやら話をします。そうするとやっぱり親近感や一体感が湧くわけですよ。
で、実際に昼間仕事をしていても、「ちょっと悪いけど…」みたいに頼みやすくなったりします。

『いまはそんな「ノミニケーション」なんて流行らない』と言われるかもしれませんが、実際に仕事をしているのは人間なので、親しい人が困っていれば、なんとか助けてあげたいと思いますが、口も聞いたことのない人から「ちょっと××をお願いできませんか」といわれても、「忙しい!」になってしまうこともあります。


■好き嫌いがあっても表明しない


人間なので、好きな料理とか嫌いな料理とかはあります。
でもノミニケーションのコツはそれを仕事を共にする人たちに対しては

 表明しないこと

です。

 「四川料理食べに行かない?」
 「河南料理どう?」
 「北京料理食べたいね~」
 「フォー(ベトナム料理)の美味しい店を見つけたんだけど」
 「タンドゥーリ・ムルグ(インド料理)行こうよ」
 「雰囲気がいいワインバー見つけたよ」

なんて言われた時に、「いいね~」と言いましょう。

実際に食べに行くと、それしか食べないわけではありません。河南料理でも、全部が全部、激辛というわけでもありませんので、それを選んで食べればいいだけです。出された料理は、ちょっとだけ摘んで、「美味しいね~」って言っていればいいです。

出張に行った時に、「食事くらい自分の好きな美味しいものを」と思うかもしれませんが、出張に行くときは、24時間が仕事時間だと割りきったほうがいいです。一緒に行った人たちや現地の人達とコミュニケーションをとるのも出張目的のひとつ、と考えて行動するんです。

そうすると自分の仕事が進めやすくなります。

■日本人はなんでも食べる?


完全に俗説ですが

 中国人は
  走るものなら自動車以外
  泳ぐものなら潜水艦以外
  空を飛ぶものなら飛行機以外
  四足なら机と椅子以外
  二足なら親以外
 なんでも食ってしまう

だそうです(自分の兄弟は食べるのかよ…)。確かに中国は食材が豊富ですね(^^;;

でも実際に言ってみると、中国という広い国土の中では、何でも食べますが、ある特定の人をとってみると、「あれはダメ、これはダメ」という人が多いです。
地域によって食べるものがすごく違うんですね。基本的に、自分の土地の風習にともなう食べ物のしかほとんど手を付けません。四川の人は基本的に北京料理は「あんなまずいもの~」みたいに言うことが結構あります。中華料理だからといって、ひとくくりにはできないんですね。

実際、ちょっと歳のひとだと、「カレーを食べたことがない」というひとも少なくありません。

ところが日本人は、意外となんでも食べるんですね。

 ・四川・河南・北京・上海・広東、何でもOK。
 ・マレーシアへいけば、マレー料理に舌鼓を打つ。
 ・インドへいけば、「カレーの本場だ」といいながらカレーを食べる。
 ・ベトナム料理もOK。
 ・生魚(刺し身)大好き。

どうもこれは日本だと、いろんな国のいろんな料理のお店があって、子供の頃からそれに親しんでいるために、特に違和感がない、ということにも影響しているのかもしれませんね。
だから、日本人の方がなんでも食べるのでは? と思ったりしてます。

ま、好き嫌いは多少ありますが。
……で、話は先頭に戻る…

■同じテーマの記事

インバスケット思考その3

リーダとして成果を出すにはリーダとして成果を出すためには、メンバーをうまく使うこと。そのためには、 優先順位をつける力 問題を発見する力 問題を分析する力 意思決定する力 生産性を上げる力 トラブルに対応する力 時間内にアウトプットを出す力 課題を解決する力 見えないものを見通す力 組織を活用する力 戦略的に考える力 困難な課題を克服する力が必要です。特にインバスケットで問われている..

記憶術:ガムを噛むと記憶力がよくなる

個人的な趣味ですが、けっこう歯ごたえのある食べ物が好きです。まぁ、だれかに言われたからそうしているわけではなくて、単に好きというだけですが、スルメやタコ、ジャーキー、かんぴょう、レンコン、餅といったもの。そのおかげでなのか知らないですが、過去歯医者にかかったのは中学生のときに一度あっただけで、それ以外はまったくなし。歯だけは健康優良児です。この「物をよく噛む」という習慣は、歯にいいだけではなく、記憶力にも影響しているというのが、..

記憶力を高める

人間はどうやってものごとを学習したり記憶したりしているのでしょうか?もし、これがうまく制御できたら、便利だと思いません?・昨日出張に行ったけど、タクシーの料金っていくらだったっけか?・昨日あったあの人。名前なんだったかな?・あれ?今日の予定で入っていたミーティング、何時からだった?などなど、管理人は、自分の記憶力の悪さには特上級の自信があったりします。認知行動学人間の頭のなかはどうなっているのか、学者さんたちは一生懸命研究をしてくれています。その成果は..

聞いてほしければ指で指す

打ち合わせや交渉で、言葉だけで話すよりも、動作を入れたほうが効果的に相手を説得できます。よくプレゼン関係の書籍では、当たり前のように書いてありますが、実際に活用している人は多くありません。逆を言えば、これを自然にやれるようになると、とても効果的なわけです。同じことを言っても、数段説得力が上がります。なにも、ちょっと話をするときに、演壇を用意して、プレゼンみたいにかっこよくやれというわけではありません。1秒あればできま..

プレゼン資料にネットで拾ったイラストは使うな

ちょっと過去に見たプレゼン資料を思い出してみてください。「ん?」っていう違和感のある図を見た記憶はありませんか?たとえば、「生産→消費者」って表すのに、「生産」のところはフルカラーで立体的な工場のイラストだけど、消費者はPowerPointに標準ではいっている人の絵とか棒人間(と線で書いた人間の絵)になっているとか。私は結構違和感バリバリ。ただ、自分で作るときはやっちゃいます。イメージに会うフリーのイラストを見つけ..

期末面談:副産物を評価する

3月もいよいよ終わりに近づいてきました。おそらく、あなたの会社でも期末面談の季節なのではないでしょうか。以前の記事    結果が全てじゃぁないで、評価する側にとっては結果が出ないものは評価に値しないと書きましたが、逆に部下からの視点で、結果が出なかったときの、自己評価の書き方について過去に私がやって高評価がもらえたことについて、その理由を考えてみたいと思います。できなかった当初決めた目標は××の工程における..

PR