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サラリーマンの仕事術

給料がちょっとだけあがるような仕事術について

予定ない予定


サラリーマンをしていると、私事としていろいろやりたかったことややりたいことなどが溜まっているので、週末に「あれをやろう」「これをやろう」と考えがちです。特に連休などがあると、「3日あるのだから、××と○○と△△と…」などとつい考えてしまいます。

ところが、休み中というのは、家族の都合や、「まぁ、明日もあるし…」などと案外いろいろあって、やろうと思っていたことができないことも少なくありません。

そうすると、明日から仕事という日の夜になって、「××をやるはずだったのに…」とちょっとブルーになってしまいます。


■予定のない予定


多くの時間術で必ず言われるのが、「予定を詰め込んではいけない」ということ。

仕事をしていても多くの場合、割り込み仕事が入ってきたり、想定外に前のタスクに時間がかかったりして予定通りには行かないので、バッファの時間を設けましょう、ということ。

特に週末なら、「家族で食事に行く」ということだけでも、時間通りにいかないのが普通です。

だから、週末や連休の予定は、

  半分は未定の予定

を入れておくというのがオススメ。

私の場合、日曜日は、夜10時以前にはまったく何も予定やタスクを入れてません。
そのかわり土曜日にはいろいろタスクを入れてますが、それも見積り時間は、ざっくり見積もった4倍を予定にしてます。つまり、土曜日12時間何かをするとして、「3時間でできるな」と思った範囲しか予定にしません。

でもそうすると「やりたいことが全部出来ないのでは?」とおもわれるかもしれませんが、そうではないんですね。

  ・結局日曜日に何かしている
  ・平日の夜に集中してやる

という事をしてます。

予定を全部こなした上での日曜日なので、何かすれば、「あ〜、よくやったな」と満足度が高い。
平日は仕事モードになっているので、ある程度集中力や緊張感も高くて、私事も夜の短い時間に集中してできる。特に締め切り(寝るまでの時間)があるので、「1時間だけ集中しよう」という気持ちになります。


■予定のない予定


最初から

  よ〜し、日曜日はなにもしないぞ

と決めておけば、もし時間が余って、何かやれたとしたら、必ずプラスの結果になるわけですね。
そうすると、

  何もしないはずだったのに、ちょっとだけやりたいことが進んだ

と思えるわけです。

これでちょっとだけ週末の満足度が上がります。

もし本当に何もやれなかったとしても、

 予定通りダラダラ過ごせた

のなら、後悔することもないでしょう。

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