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サラリーマンの仕事術

給料がちょっとだけあがるような仕事術について

ファイルは削除する


以前の記事バックアップで書いたことの追加記事です。


■ドブに捨てた時間


多くの方は、Windowsを使って見えれば、「マイドキュメント」というフォルダに、現在やっているプロジェクトや定期的に使うファイルなどをおいて見えるのではないでしょうか。

ちょっと開いてみてください。

ファイル数が20個以上あったら、危険信号。
50個を超えていたら崩壊してるんじゃぁないでしょうか。

自分がこれから編集しようとしているファイルがどこに有るか、すぐに探し出せますか?
50個もあったら無理でしょう…。

いや、探せないと入ってません。「すぐに」が無理だと思ってます。

私のホームポジションフォルダは

 C:\_usr

というフォルダにしてます。

ここにあるファイルを勘定してみると

  フォルダ:  8
  ファイル:  5

でした。

エクスプローラでこのフォルダの下を検索すると、ファイル数30。

たったこれだけでした。

え? 「お前、仕事してないだろう」って?

まぁそうかもしれませんね。
わたしは、「探す」という仕事は徹底的に嫌いですのでやりません。

ちょっと想像してみるとわかるのですが、何かの仕事をしようとして、マイドキュメントを開く機会は1日に何回あるでしょうか?
10回では足らないかもしれませんね。

で、このフォルダから自分の所望のファイルを開くために、マウスを上下左右に移動させてファイルを探している時間が30秒。

1年間250日仕事をするとして、

   250日*10回*30秒 = 75000秒 = 約21時間

ですよ。ドブに捨てた21時間。年間で3日間は仕事をせずに、マウスを握りしめて、一生懸命ファイルを探してるわけです。
それもファイルを探すのって結構集中力がいりますよね。


■3日使わなかったらもう使わない


私の場合、3日ファイルにアクセスしなければ、そのファイルの使用頻度は極端に落ちます。
つまり、ファイルのアクセス時刻が3日前であれば、多くの場合それは不要です。

しかしながら、何かの拍子に3年も前のファイルを参照することもあるので、捨てるわけにも行きません。
したがって、どこかにとっておく必要がありますが、いつも眼の前にある必要はありません。

アクセス時刻を見て、3日以上前であれば、とっとと別のフォルダに移してしまえばいいわけです。
必要になった時に、ファイル・フォルダの検索ツールで検索してやればいいだけ。

ということで、PCを起動する時とシャットダウンするときに、こんなバッチを走らせてます。

★−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
"C:\Program Files\Tools\FFC\FFC.exe" /bg /nq /md /sr /ys /wd /ov:b4c0a2 /to:(バックアップフォルダ) (マイドキュメント)\*.*
"C:\Program Files\Tools\FFC\FFC.exe" :time:(t-3)- /to:(削除フォルダ) (マイドキュメント)\*.*
"C:\Program Files\Tools\FFC\gb.exe" (削除フォルダ)\*.*
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−★


すべてのファイルは、バックアップフォルダにコピーが履歴付きで残され、3日以上たったファイルは、削除されます(ゴミ箱に移動する)。

■ファイルは増殖する


ファイルは、メールで受信したものを開いたり、資料をまとめたりと何やかやと作成されてきます。
ファイル名の命名規則も他人に強制できるわけではありませんので、結局探すのが大変になるだけ。それなら、最近使ったファイル以外はとっとと削除してしまって、必要になったらデータベース(単なるフォルダですが)から、うまく検索するようにしたほうが効率的に仕事ができます。


■参考資料


GB.exe
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/util/se327357.html

FFC.exe
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se378224.html

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