■主体的に反応していますか?
『7つの習慣』の第1番目は、「主体性を高める」ですね。
※もし読んでないのなら、一度はじっくり読んでみることをおすすめします。
この主体性について、過去記事で「日誌で選択肢を考える」ということを何度かおすすめしました。
複数の選択肢を得る
ヘッドハンターを信用してはいけない
它山石、以玉攻可(他山の石、もって玉をみがくべし)
インバスケット思考その1
「やれ」でやるな「やる」でやれ
★P20〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
主体的と反応的刺激を受けて反応するまでに、人には選択する自由があります。
これは人間が持つ素晴らしい力です。人が選択することの中でもとりわけ重要なのが言葉です。言葉によって、その人がその人自身をどのように捉えているのかがよくわかります。
主体的な人は、「わたしにはができる」「わたしはをする」「わたしはが好きだ」などの主体的な言葉を使います。
反応的な人は「わたしにはができない」「わたしはをしなければならない」「であればいいのに」というような反応的な言葉を使います。
反応的な人は自分の発言には責任がない、つまり自分たちには選択肢がないと思い込んでいるのです。
スティーブン・R・コヴィー(著) 『7つの習慣演習ノート』
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■選択の自由
本書『7つの習慣演習ノート』に書いてある図は
刺激→
反応
刺激→
選択の自由→
反応
の2つの図が書いてあります。
意味は、外部からの刺激に対して、単に脊髄反射的に反応するのか、「自分に取りうる選択肢」を考えた上で反応していくのかの違い。とっても小さな違いですが、おそらくこういうのが積み重なって、大きな違いになったのでしょうね。
岡目八目という言葉がありますが、まさにその通り。
当事者でないと、意外と冷静に選択肢を考えられるので、より良い手が発見できるということでしょう。
■トレーニング、トレーニング、トレーニング
自分が当事者になった時に、冷静になって選択肢を考えるというのは、「思うほど簡単ではない」です。
なので、普段、それを考える習慣をつけておくしかない。
つまり、
いつもトレーニングしておくことです。
私は、
今日の決断/判断という項目を日誌に作っていて、そこに今日した判断を書いてます。
さらに、その他にあったであろう選択肢を3つ以上挙げることを日課にしてます。
冷静に、かつじっくり考えると、他にも選択肢があったことに気が付きます。
これは帰りの通勤経路で他のことをしながら考えてます。ひらめいたらすぐにメモする。
通勤時間は読書をしていることが多いですが、この「今日した判断」というテーマがアタマにずっと残っていると、本に書いてある言葉や文脈で、結構インスパイアされるものですよ。お試しあれ。
もし、今日した選択が間違いだったと気がついたら、明日の朝の最初のタスクは「ゴメン、昨日○○って言ったけど取り消し!」と関係者に連絡を入れることです。大間違いでなければ放っておくことも少なくありませんが…
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全世界3000万部(40カ国語に翻訳)以上の発行部数を誇る、自己啓発書の原典。
著者スティーブン・R・コヴィー博士は、英「エコノミスト」誌によって「世界でもっとも影響力のあるビジネス思想家」として紹介されるなど不動の評価を得ている。
本書では人が真の成功を達成し、永続的な幸福を手に入れるには「原則」に基づいたアプ口ーチが重要であるとし、「私的成功」から「公的成功」へと至るための「7つの習慣」として、
第一の習慣:主体性を発揮する
第ニの習慣:目的を持って始める
第三の習慣:重要事項を優先する
第四の習慣:Win-Win を考える
第五の習慣:理解してから理解される
第六の習慣:相乗効果を発揮する
第七の習慣:刃を研ぐ
を説いている。
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●本書を引用した記事
ドラッカー:リーダーシップ力診断
新しいシステムには一番協力してほしい人の名前を入れる
人を動かす:相手の話を聞くときには手を止めなさい
海外出張に行くときは、その国の言葉で挨拶をしなさい
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成功の秘訣
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7つの習慣
7つの習慣:あなたのビジョンについて考えてみてください
人を動かす:人を説得する原則6:しゃべらせる
コールドリーディング入門:要約4:コールドリーディングの武器は観察力
コールドリーディング入門:要約3:初対面で一気に相手を落とす会話のコツ
コールドリーディング入門:要約2:フィッシング・パンピング
コールドリーディング入門:要約1:ストックピール
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人を動かす:人を説得する原則3:相手が即座に「イエス」と答える問題を選ぶ
人を動かす:「イエス」と答えられる問題を選ぶ
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陣取りゲームで陣地を広げる
人を動かす:1ガロンの苦汁よりも1滴のはちみつのほうが多くの蝿が取れる
人を動かす:人を説得する原則2:相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない
人を動かす:人を説得する原則1:議論に勝つ唯一の方法として議論を避ける
変化を起こすための3つのコスト
影響の輪1:自分に影響のある問題を外においてはいけない
人を動かす:心のなかに欲求をおこさせる
パラダイムを知る
人を動かす:人に好かれる原則6「重要感を与える―誠意を込めて」
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人を動かす:一心に相手の話を聞くことは、相手に対する最大の賛辞である
人を動かす:人に好かれる原則3「名前は当人にとって最も快い、最も大切な響きをもつものであることを忘れない」
人を動かす:人に好かれる原則1「誠実な関心をよせる」人を動かす:人に好かれる原則1「誠実な関心をよせる」
人を動かす:人に好かれる原則2「笑顔で接する」
人を動かす:幸福は自分の気持ちで決まる
人を動かす:笑顔で電話しなさい
テレビから離れる
7つの習慣:率先力を発揮する
意識をして廃棄をしなさい
人を動かす:あなたの応援がしたい
7つの習慣:人生の責任を引き受けなさい
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人を動かす:相手が優位であることを探す
ストレスを解消する15分の脳トレ
7つの習慣:人間は刺激と反応の間に選択の自由を持っている
人と動かす:他人のことに関心を持たない人は、苦難の人生を歩まねばならない
チームと個人の関わりを5つに分ける
7つの習慣:社会通念という歪んだ鏡
人を動かす:相手の心のなかに強い欲求を起させること
7つの習慣:MASTERチェックリスト
人を動かす:心のなかに欲求をおこさせる
7つの習慣:本は教えるために読みなさい
人を動かす:相手の立場から物事を見る
ドラッカー365の金言:組織の精神はトップから生まれる
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7つの習慣:人は自分自身を客観的にみることができる
魚の目―フローを見る力2:作用と反作用の視点
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人を動かす:人に動いて欲しければその人の問題を扱いなさい
人を動かす:他人の長所を探しなさい2
人を動かす:他人の長所を探しなさい1
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影響の輪2:問題を自分が働きかけると昇進する
影響の輪1:自分に影響のある問題を外においてはいけない
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自分が得意な仕事の仕方を知る方法1:自分が得意な仕事の仕方を知る方法
ボディランゲージを聞く
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多重人格者になる
傍観者の立場で物事を見る
グレイなリソースを使う2
問題の見方こそが問題である
成功者をマネても失敗する
時間の浪費をやめる
強者が強権をふるうと人は成長しなくなる
「ゴールピープル」と「リバーピープル」
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古典・名著のすすめ2―解説本の使い方
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北風と太陽―意図を隠して行動を促しなさい
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犬が近づいてきたら道を譲りなさい
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管理職登用面接の評価ポイント5〜部下育成
管理職登用面接の評価ポイント4〜組織化力・リーダーシップ
管理職登用面接の評価ポイント3〜提案力・交渉力
ビジネス書名著目録(必須図書)
●関連図書

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

まんがでわかる7つの習慣

7つの習慣 演習ノート―ビジネス、プライベート、家庭で、効果的な人生を送るための 成功への原則がよくわかる!
●このテーマの関連図書
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全世界3000万部(40カ国語に翻訳)以上の発行部数を誇る、自己啓発書の原典を引用して、講習会で実施するような演習形式にしたもの。
単に「7つの習慣」を読むよりも、自分のことに置き換えながら学べるので、勉強になる。
全世界3000万部(40カ国語に翻訳)以上の発行部数を誇る、自己啓発書の原典。
著者スティーブン・R・コヴィー博士は、英「エコノミスト」誌によって「世界でもっとも影響力のあるビジネス思想家」として紹介されるなど不動の評価を得ている。
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第六の習慣:相乗効果を発揮する
第七の習慣:刃を研ぐ
を説いている。
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WIN+Rを多用する
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パラダイムを知る
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7つの習慣:MASTERチェックリスト
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ボディランゲージを聞く
予算は2倍にする
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強者が強権をふるうと人は成長しなくなる
「ゴールピープル」と「リバーピープル」
成長には決まったプロセスがある
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あなたの認識は間違っている
7つの習慣演習ノート
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