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給料がちょっとだけあがるような仕事術について
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●「能力以上の成果」を引き出す「目標の立て方」
「よい目標」を設定するというのは、簡単なことではない。「よい目標」とは、やる気を起こさせると同時に、その行動の方向づけをしてくれる。
そういう目標を設定するためには、次のような条件が守られなければならない。
◇自分自身の目標であること。
自分のために設定した目標なら、やり遂げる可能性は大きい。上司や友人、仕事仲間から押しつけられた目標ではダメだということではないが、自分で考え、自分で決定をくだす場合には、大いにやる気も高まるはずである。
したがって、与えられた目標であっても、できる限りそれを自分のものとすることである。
◇目標は書きとめること。
ほとんどの人が、目標を書きとめることなど不要だと思っている。きちんと頭にはいっているから書きとめても書きとめなくても関係ない、と言う。しかし、それは間違っている。目標を書きとめる目的は、それらを明確にすることである。目標を書くと、それに打ちこむようになる。
そして、打ちこめば打ちこむほど、目標が身近なものになっていく。
目標を書きとめることには、また別の利点がある。
まず、こまごました日課や忙しさにまぎれて忘れてしまう危険がない。また、目標が書きだされていると、それらをいくつか一緒にまとめたり、相互の矛盾を見出し解決することも容易になる。
いずれにしろ時間を有効に使いたいと本気で思うなら、自分の目標をきちんと書きとめなければならない。
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◇実際的で達成可能な目標であること。
目標を達成することは、それを達成する第一歩である。実際的でなかったり、達成不可能なものは、目標にはならない。
幻想、自昼夢、憧れ、善意、一般論、そういうものは目標にはならない。
といってもそれは、目標を低く設定せよということではない。
目標は自分を伸ばし成長させるものでなければならない。挑戦に値するものでなければならない。
しかし、同時に、達成が可能でなければならない。
意欲をそそるとともに、手が届く程度のレペルに設定することである。
一般には、目標は低いよりも高いほうがやる気をそそられる。
しかし、あまり高すぎると、到底実現不可能だと思ってしまい、とりかかろうともしなくなる。
達成可能な線をはっきり決めることは難しい。
結局は、それぞれの人や組織が、ほんとうに達成可能なのは何かを判断し、決めるほかはない。歴史をふり返っても、「達成不可能な目標」を達成しようとした人たちの例でいっばいである。
その目標が自分にふさわしく筋が通っていると思えたら、たぶんそれは達成可能である。
ただ、楽観しすぎて、短期間にやたらにたくさんの目標を掲げることはやめたほうがいい。
◇具体的で測定可能な目標であること。
暖昧な言葉で述べられた目標では、向かうべき方向がはっきりしない。
いつ、どこへ向かって進んでいったらよいのか、正確にはわからない。
たとえば、アルバイトの入れ替わりの激しさに困惑したマネジャーが、目標をこう設定したとする。
「アルバイトの入れ替わりを減らすこと」。
意図は悪くないが、目標としてはこう言いたい。
「アルバイトの入れ替わりを 6 カ月で 45% から 25% 減らすこと」。
これなら、具体的で測定可能である。
目標は、できるものはいつでも数字にすることである。
目標が数字にできない場合は、間接的な測定法を試みる。
直接的にも間接的にも数量化できない場合は、進行具合を主観的に判断するほかはない。
メリル・E・ダグラス(著) 『「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則―集中力を最高にする時間管理のテクニック』
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◇目標には期限を設けること。
目標達成の期限を切ることは、やる気、活動意欲、行動力を高める。期限のない目標は、すぐに、日々の雑事にまぎれて白昼夢と化す。
周囲の事情が変わったら、目標の段階ごとに、期限を調整し直すことである。
各段階の目標が達成されるごとに、達成したという満足感を得て、一段上の目標も必ず達成できるという自信が強まる。
◇相互に矛盾のない目標であること。
目標は、相互に矛盾のないものでなければならない。
そうでなければ、一つの目標に向かって努力することが、もう一つの目標と正反対のことにもなりかねない。あげくに、どの目漂を追求したらよいかと迷い、決断がつかずに、結局何ひとつ手をつけずに終わることもある。
メリル・E・ダグラス(著) 『「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則―集中力を最高にする時間管理のテクニック』
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以上の六つの条件に照らし合わせることによって、誰でも目標をより明確にすることができる。
目標がこの条件を満たしていればいるほど、それは時間の使い方に対して一定の方向と目的を与えてくれるはずである。
目標を書きとめることはひとつの技術であることを忘れないこと。
どんな技術も実践で生かされるものである。
まず手はじめに、30 日間の主だった目標を書きだしてみることである。
そのひとつひとつを右の条件と比べ、明確な言葉で書かれているかどうかを確かめる。
それから、それぞれの月の目標を分割する。
まず、月の第一週の目標を見てみよう。週の目標のひとつひとつを達成するのに必要な時間はどれくらいかを見積もる。
その見積りができたら、全部で一週間にどれだけの時間が必要かを知るために見積り時間を合計する。
常に、最低の必要時間を見積もることである。
といってもそれは、最低時間で目標が達成できるはずだということではない。それは出発点を教えてくれるのである。
実際には、それ以上の時間が必要なことはあっても、最低時間より少なくてすむということはあまりない。
ともあれ、時間の見積りを記録する。のちに出てくる練習間題との比較に役立つはずである。
メリル・E・ダグラス(著) 『「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則―集中力を最高にする時間管理のテクニック』
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■参考図書 『「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則―集中力を最高にする時間管理のテクニック』
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