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給料がちょっとだけあがるような仕事術について
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★P44〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
●自分で自分を騙すとき
人は、新しい考えを受け入れることが得意ではない。
もとからある考え方を補足するほうが、新しい考え方を受け入れるよりずっと簡単だからだ。
そして、人は自分の意見を口にするたび、ますます強固に信じ込むようになる。
それ故に、誰かの心を動かしたいときは、一相手がもともと持っている意見」に注意したほうがいい。
あなたの焼くケーキは世界一おいしい、と隣人が思い始めているとしよう。
その考えをより強固なものにしたいのであれば、できるだけたくさんの人に向けて、そのケーキのおいしさを語ってもらうといい。
インスタグラムに投稿してくれればさらにいい。
ご存じのように、公の場に自分の意見を公開することによって、我 々 は、ますます自分の意見に説得されていく。
これは、最初から考え抜かれたものでなくても、同じ結果になることがわかっている。
一度その意見が書かれ、シェアされると、意見を引っ込めるのに多大な労力がかかる。
それはつまり、キーボードや、ペンや紙や、文字などは、あまり乗り気でない相手をその気にさせるのに最適なツールだということだ。
これは、あなたを良い人と思わせるためにも、共産主義を偉大だと思わせるためにも使える(信じられないかもしれないが、これとまったく同じテクニックが歴史上でも使われている。
朝鮮戦争時、中国の役人たちはアメリカの戦争捕虜たちに共産主義の教義を読み書きさせ、資本主義を批判し、良き過激派共産主義者になることを宣言させた。
これにより多くの者が実際に思想を変化させ、熱心な共産主義者としてアメリカに送り返された。
しかし中国軍は、同じことがアメリカ社会内でも行われることを計算に入れておらず、多くの兵士たちは母国に帰ってからすぐに幸福な資本主義者へと後戻りした)。
相手がもとの意見を自ら意見を強化していけば、反対者がでたところで意見を変えるはずもない。
それどころか、反対意見を唱える者は物事を考えられない愚か者だと捉えるはずだ。
だが、相手の意見を強化したくない場合はどうだろうフ隣人があなたのケーキをまずいと思っている場合には、相手の意見を変えたいはずだ。
そんなときは、その意見を誰にも伝えさせてはいけない。
あなたも、ケーキについて、その人になにかたずねてはいけない。
相手は、意見を口に出すたび、さらに自分の意見(あなたのケーキがおいしくないこと)を信じてしまうことになる。
相手が意見を口にする機会を減らせば減らすほど、相手の意見を操作できる可能性は高まる。
まだ口にしていない膿い意見を退け、代わりに大多数の意見に賛同しやすくなるのだ。
あなたは、繰り返し逆の意見を聞かせ、それを大多数の人が信じていると説明し、自然に信じてくれるまで待てばいい。
ヘンリック・フェキセウス(著) 『影響力の心理~The Power Games~』
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