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サラリーマンの仕事術

給料がちょっとだけあがるような仕事術について

メモ帳の消費量を測定する



1ヶ月にどのくらいメモ帳を消費してますか?

私は最近はメモ帳ではなく付箋紙を使っていますが、よく百均で買うので、この半年で購入したメモ帳用付箋紙の数を数えてみました(お小遣い帳で…)。

結果は、11冊。1冊200枚なので、1ヶ月平均で約360枚、1日平均で約12枚のメモを書いたことになります。実は昔はもっと多かったです。これは最近デジタルのメモ帳(Google Keepです)を使うようになったためでした。


■ヒラメキはとにかく書く


私は大抵ポケットにメモとノートを入れてます。というかノートやスマホ、財布など持ち歩くものには全部付箋がに貼り付けてあって、さらに机の上にも付箋が貼り付けてあって、朝か夕方にこの付箋を補充するのが日課…。

で、いつでもどこでも何かをメモしている…、と。

■メモの生産性


たとえば、今はやりの「ビッグデータ」。
製造した全ての製品の製造に関する情報や、いつ何をなにを買ったのかみたいな情報。このデータひとつひとつには、大した価値はありません。これが大量に集まって横断的に分析して始めて価値のある情報が出せるようになります。

そのデータひとつひとつが再利用されることは多くありません。

カードや電子マネーで何か買ったとして、その利用履歴は自分自身で見ることができますよね。
でも、最近使った利用履歴を確認して、何かの役に立ったという経験は1年に数回くらいじゃないでしょうか?
※私の経験値なので人により差はあるかと。

年間に1000回、カードで購入していても、履歴が残っていてよかったという経験が数回だとすると、データの再利用率は 0.1% くらいということですね。

メモも、ある瞬間に思いついたことを書いていても、ほとんどはゴミになります。私の場合。
ただし、何十枚・何百枚に数回は、あとで使えるネタになります。

カードの利用履歴などと比べれば、十分高い効率で利用できているというわけです。
そして、もし履歴を取ってなかったら――すなわち、メモを残してなかったら、それは考えたこと自体無駄になっていたわけです。


■大量に書くから役に立つ


結局、ひらめいたことをメモするというのは、大量に書くから役に立つ場合がある、ということだと考えています。

全くメモを取らない人の場合を除いて、1日に数枚程度のメモで「再利用できてない。したがって、役に立たない」という判断は、数枚しか書いていない時点で、使い方が間違っているよと。

メモは大量に書かないと意味を成さないわけです。

書けば、その瞬間だけでも、「考える→書く→見る」という行為をしていますので、記憶に定着しやすいですし、それについてさらに深く考えることも可能です。

そして、そのメモを整理することで、再び「考える」「思い出す」という行為をするので、脳にしっかり入り込みます。
その過程で取捨選択が行われて、重要な情報のフィルタリングや集約がされていって、「役に立った!」というメモが出来上がるわけです。たぶん。

すなわち、メモ帳は大量に使ってこそ意味があります。メモ帳の消費量は、考えたことの量にほぼ比例すると考えてたりしますが、いかがでしょう?

短期的には、消費量のアップダウンはあると思いますが、1ヶ月、半年、1年くらいのスパンで考えれば、あなたが考えた量はメモ帳の消費量で測定できるかもしれません。

メモ帳の消費量を測ってみませんか。

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